放射線診断科

お知らせ

診療科紹介

0035診療科長
清野 哲孝
検査依頼を受ける各臨床科、近隣医療機関と十分な連携のもとに、検査、治療を行い、迅速な報告書作成を行っています。他医療施設の画像に関する、コンサルタントも随時受付けています。画像検査、治療、診断の依頼を受けた各診療科、近隣医療機関に役立つ画像情報、医療を 提供することをこころがけ、日々の診療にあたっています。画像検査、IVRの適応、選択に関する質問に随時対応しています。

診療体制

常勤の放射線科診断専門医 3 名、放射線科専攻医 2 名、非常勤の放射線科診断専門医 2 名、核医診断専門医 1 名、研修医ローテートで診療を行なっています。
日常業務として、 ①依頼検査内容に最適化した撮影法、撮像法の指示、確認 、 ②当院で行われるすべての CT、MRI 検査、核医学検査、検診マンモグラフィー、検診上部消化管造影、依頼を受けた一部単純 X 線撮影の読影報告書作成 、③緊急、重要所見を確認した際、主治医への連絡、④ 他院から依頼を受けたCT、MR I 検査予約、指示、当日の患者説明、カルテ記載、報告書作成、画像出力、⑤各科から依頼される他院画像の読影コンサルタント、カルテ記載、⑥IVR専門医2名による各種IVR治療(画像を利用した、動注、塞栓、ドレナージなどの治療および組織生検など)並びにIVRの適応、選択に関する質問への随時対応、⑦検査室で発生した有害事象の初期対応、⑧研修医指導 、⑨学生指導などを行っいます。

診療方針

CT、MRIおよび血管造影?IVRは、臨床各科と十分な連携のもとに検査、治療を行っています。脳血管センター、周産期センター、整形外科、消化器センター、こどもセンターと定期的にカンファレンスを開催しています。
診療時間外に施行された検査は、原則として、翌診療開始時(AM8:30)までに読影しています。

主な対象疾患

外傷、急性腹症、胸痛などの救急疾患、炎症、腫瘍、奇形等、多くの疾患が画像診断の対象です。
客観的な治療効果判定、疾患の経過観察に画像診断は役立ちます。
画像を利用し治療や組織生検を行うIVRは、肝細胞癌の肝動脈化学塞栓療法(TACE)、動注化学療法(TAI)、脾腫に対する脾動脈塞栓術、出血や血管奇形に対する支配動脈塞栓術(TAE)、静脈瘤に対するバルーン閉塞下逆行性静脈塞栓術(BRTO)、透析シャント閉塞に対する経皮的血管形成術(PTA)、腎腫瘍に対するTAE、膿瘍ドレナージの他、腫瘍組織生検などが対象となります。

スタッフ紹介

医師名役職資格
清野 哲孝
診療科長
教授
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本医学放射線学会研修指導者
日本IVR学会専門医
検診マンモグラフィ読影認定医師
長谷川 真
特任教授
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本医学放射線学会研修指導医
臨床研修指導医
三好 布季子助教
診療科長補佐
日本医学放射線学会放射線診断専門医
PET核医学認定医
梅景 知大助教(医科)専攻医
山本 高史助教(医科)専攻医

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診療実績

外来患者数(延べ)
2021年度
2022年度
2023年度
2024年度
444名 
564名 671名
703名

放射線診断科延べ
検査件数

2021年度 2022年度2023年度
2024年度
CT 21,544件 19,928件20,238件
20,533件
MRI 9,965件 9,719件9,689件
10,304件
RI 569件 530件458件
398件
IVR(放射線診断科)114件106件104件
101件

医療連携?紹介制度について

 画像診断(CT?MRI)をご予約希望の場合は、医療連携室(03-6204-6130)へ直接ご連絡ください。原則として画像診断報告書は、画像結果(CD-R)と一緒に検査当日に医療連携室より郵送致します。通常は、検査日から2日~3日で紹介医療機関に届きます。
 血管造影?IVRは、治療中または治療後の処置や経過観察が必要になりますので、当該疾患を専門とする各科を通じて治療させて頂きますので、予めご了承ください。 その他疑問点や質問などありましたら、いつでもご相談ください。